熱症状態

2024年10月30日


今年の夏は、10月中旬まで続いた高い気温と湿度が合わさった長い夏だったと感じます。

冷房の効いた部屋に過ごすことが長くいために発汗が少なく、湿度のある暑さのために体内に熱が籠りがちな状況にあった思われ、
そのためか身体が慢性の熱症状態(造語)にあったと想像し、長期にわたる高温湿の気候から脳脊髄神経をも熱症状態にあったと推測します。

この熱症状態は、熱中症のように身体全体が炎症している状態にあるわけではなく、身体内部に熱が籠った状態あることが特徴と思われます。この熱中症とは似て非なる熱症状態で過ごし、気候、気温が下がりだしてきた10月下旬頃から突発的に局所部位に筋肉痛、関節痛が起きたり、倦怠感、体調不良、緊張性頭痛、なかには胃腸の調子が悪くなるといった状況になった方がいらっしゃいました。

身体状態を確認すると熱中症状態と思われる方は、身体状態を確認している段階で熱中症状態にあると推測できるのですが、熱症状態の場合は、左右胸郭出口と頸椎後面がほのかに熱感があるものの、熱中症と疑うほどではない。しかし、施術をすすめていくうちに次第に脊柱に拘縮が表れ、これまで体内にこもり潜んでいた熱が一気に噴き出るように胸郭出口、頸椎後面、そして後頭骨に熱感が強く表れていました。

長い夏を過ごし、秋を感じぬままに急に気温が低くなってきたことで、これまで熱せられた体も鉄が冷えると固くなるように、寒くなると筋繊維、神経が収縮緊張を起こし、身体の負荷と疲労が集中し筋繊維が著しく拘縮している部位あるいは局所に鈍いだるさや痛みを起こすかもしれません。

また長期の夏の暑さと急な気温の変化によるストレスから脳脊髄神経が過緊張状態で過敏になり寒暖差によるアレルギーなどを発症させるかもしれません。

これからは、あまり熱すぎないお湯で湯船につかり体を温め、しっかり睡眠をとり、体と神経をゆっくりと静養させていくべきと思います。

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