アキレス腱の緊張

2024年04月27日

腱の中でもっとも大きい腱であるアキレス腱は足関節の底屈と、着地した時に踵にかかる衝撃を吸収し和らげる働きがある。

そのほか、アキレス腱を緊張させることで足関節のゆがみから起こる揺らぎを補正し、平衡バランスが崩れ不安定な状態にある骨盤下肢帯を支えることができ、 体幹を安定に保つことができると考察します。と同時に筋肉の流れ滞らせ、運動系のゆがみを生み出すようになっていくと考察します。

アキレス腱の緊張状態を観察すると足関節のゆがみと踵骨に重心負荷がかかることで緊張が生じてくるようで、下肢の酷使や後方に重心を乗るような態勢にあると足関節の歪みと踵の重心負荷が複合で足関節に底屈負荷がかかるようになることでアキレス腱に緊張が強まっていくと見られる。

このアキレス腱に緊張、過緊張状態が維持されていると下腿三頭筋(腓腹筋、ヒラメ筋)も同時に緊張が維持させることはもちろん、
下肢関節の腱の緊張と歪みが起き、骨盤下肢帯を神経性の過緊張状態にあり続け、常に骨盤下肢帯を疲労緊張状態にさせ、身体の柔軟性をも低下させるようになります。

アキレス腱を慢性的な緊張状態にさせ続けていくことは、お分かりの通り機能面でも良くなく、下肢の酷使や加齢などの要因で急激な衝撃を加わったりするとアキレス腱を痛めたり、断裂を起こす恐れがある。機能面だけでなく血行不良よる足の冷え、血圧などにも悪影響を及ぼすと思われます。

アキレス腱を和らげることを考えるとストレッチ等が挙げられるが収縮緊張に対しては有効ですが、疲労や負荷が蓄積され慢性的に緊張した状態に対しては動的なストレッチが必要だと考えます。

静的ストレッチではアキレス腱の繊維に収縮緊張があるためにストレッチを行うと反射的にアキレス腱全体、足底筋などを急激に痙攣緊張を起こしたり、 大腿裏の筋膜を痛める恐れがあるため、疲労や負荷が蓄積された慢性的な収縮過緊張したアキレス腱に対しては押圧やマッサージローラーなどで緊張を緩和させる動的なストレッチが有効と考えます。そして静的なストレッチも行うといいでしょう。

アキレス腱を動的ストレッチをすることは、正直かなりの痛みを伴います。しかし痛みが和らいでいくことで下肢の慢性的な緊張が和らぎ、足の血行も良くなり、筋肉の流れのひずみも解消へと進みんでいくと考察します。

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