巧緻的動作で起こす炎症
2023年08月31日
何気なく当たり前に行っているその巧緻的な手指や足首の使い方、動作で関節部位の筋繊維や腱を痛めてしまうようになることがあります。
特に偏った状態での巧緻的に指や足首の動作によって。
例えば、片手でスマホを持ち、持った親指でキーボードを巧みに打ち続ける。また片足爪先で車のアクセルなど踏み操作するなど。
巧緻性の動作は筋肉と腱の伸縮による関節運動よりも、むしろ神経伝達によって行われる筋肉、腱の神経性の運動。
巧緻的な動作であっても偏って繰り返し行い続ければ当然酷使となり、たとえ大きな動きでなくとも継続して負担をかけていくこととなり、関節部位の筋繊維と腱の内部に炎症を起こすようになります。
だけど、動かせば痛みが起こり、違う動作をしたり、動かさなければ痛みが起こらないといったややこしい症状である。
とは言え、炎症と痛みが鎮まるまでそのまま放置したのでは関節部位の箇所の筋と腱を拘縮状態にさせてしまい、動きの違和感や他の部位に悪影響を及ぼす恐れもあります。
セルフケアとして、巧緻的な動作で関節部位・箇所に痛みが起きたら早めに市販の鎮痛消炎の塗薬を使って、ベタベタ感が無くなるくらいまで擦り込みマッサージし、そして痛みが発生している部位・箇所の筋繊維と腱をゆっくり伸ばしストレッチさせていくことです。