胸椎側弯のメカニズムを考察

2024年05月31日

部分的な胸椎のゆがみ、側弯に関しては書きませんが、基本的な胸椎の側弯は大半が肩甲骨の転位により発生すると見られる。

肩甲骨上肢の運動緊張のより片側肩甲骨、特に肩峰棘の内転外旋に転位することで内方向に力作用が働き、肩甲骨の内転位と力作用に伴い腰椎が捻転に協働する。

その協働によって僧帽筋、菱形筋、広背筋などに収縮緊張と筋の流れの歪みが生じていくことで胸椎を非対称方向に側弯させると考察する。

この緊張作用が反対側にも起き、身体のバランス保持の働きで側弯は、一見改善されていようになるが、後背部筋群を収縮過緊張で胸椎全域を拘縮状態にさせ、また腰椎にも負荷を与える身体状況となる。

触診で側弯がはっきり確認される状態の場合は、肩甲骨が上下のアンバランスと肋骨のゆがみがあると判断できます。

無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう