頸椎3・4番と顎関節
2023年02月27日
頸椎3・4番と顎関節は相互に影響し合っていると見られる。
顎関節のゆがみが起きると頸椎3・4番を拘縮させ頸部を顎関節のゆがみの影響を抑えているが、頸椎3・4番の拘縮が持続させていることで顎関節の関節部のゆがみに伴う拘縮を保持させていることで頸部と頭部を緊張させている。
また運動機能による肩甲骨上肢帯のゆがみ、緊張差、平衡バランスの転位、そして、それに付随する頭蓋骨の転位からでも顎関節にゆがみを生み、同時に頸椎の3・4番に負荷をかけ拘縮させていく。これは個人の体質、日常の姿勢状態によるが頸椎3・4番に伴い頸椎1・2番をも拘縮させていくとストレートネックの状態となると思われる。
この頸椎3・4番、特に棘突起部の拘縮を緩和解消にさせていかなければ顎関節のゆがみと関節部の拘縮を解消していかず、頭蓋骨の転位緊張をも解消へと向かわせていかないと考察します。その逆もまたそうである。